2012年7月7日土曜日

神曲 地獄篇1


 地獄篇 Inferno 
地獄篇の冒頭。気が付くと深い森の中におり、恐怖にかられるダンテ。 ギュスターヴ・ドレ による挿絵西暦(ユリウス暦)1300年の聖金曜日(復活祭直前の金曜日)、人生の半ばにして暗い森に迷い込んだダンテは、地獄に入った。作者であり主人公でもあるダンテは、私淑する詩人ウェルギリウスに案内され、地獄の門をくぐって地獄の底にまで降り、死後の罰を受ける罪人たちの間を遍歴していく。ウェルギリウスは、キリスト以前に生れたため、キリスト教の恩寵を受けることがなく、ホメロスら古代の大詩人とともに未洗礼者の置かれる辺獄(リンボ)にいたが、ある日、地獄に迷いこんだダンテの身を案じたベアトリーチェの頼みにより、ダンテの先導者としての役目を引き受けて辺獄を出たのである。

冥界の渡し守カロンが死者の霊を舟に乗せてゆく。地獄篇の挿絵より。『神曲』において、地獄の世界は、漏斗状の大穴をなして地球の中心にまで達し、最上部の第一圏から最下部の第九圏までの九つの圏から構成される。かつて最も光輝はなはだしい天使であったルチフェロが神に叛逆し、地上に堕とされてできたのが地獄の大穴である。地球の対蹠点では、魔王が墜落した衝撃により、煉獄山が持ち上がったという。地獄はアリストテレスの『倫理学』でいう三つの邪悪、「放縦」「悪意」「獣性」を基本としてそれぞれ更に細分化され、「邪淫」「貪欲」「暴力」「欺瞞」などの罪に応じて亡者が各圏に振り分けられている。地獄の階層を下に行くに従って罪は重くなり、中ほどにあるディーテの市(ディーテはプルートーの別名)を境に地獄は比較的軽い罪と重罪の領域に分けられている。

ボッティチェッリの 地獄の図 c. 1490年『神曲』の地獄において最も重い罪とされる悪行は「裏切り」で、地獄の最下層コキュートス(嘆きの川)には裏切者が永遠に氷漬けとなっている。数ある罪の中で、「裏切り」が特別に重い罪とされているのは、ダンテ自身がフィレンツェにおける政争の渦中で体験した、政治的不義に対する怒りが込められている。地獄界は、まず「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」と銘された地獄の門を抜けると、地獄の前庭とでも言うべきところに、罪も誉もなく人生を無為に生きた者が、地獄の中に入ることも許されず留め置かれている。その先にはアケローン川が流れており、冥府の渡し守カロンの舟で渡ることになっている。 

2012年7月6日金曜日

神曲のその2

ユリウス暦1300年の聖金曜日(復活祭前の金曜日)、
暗い森の中に迷い込んだダンテは、
そこで出会った古代ローマの詩人ウェルギリウスに導かれ、
地獄、煉獄、天国と彼岸の国を遍歴して回る。
ウェルギリウスは地獄の九圏を通ってダンテを案内し、
地球の中心部、魔王ルチーフェロの幽閉されている領域まで至る。
そこから、地球の対蹠点に抜けて煉獄山にたどりつく。
煉獄山では登るにしたがって罪を清められていき、
煉獄の山頂でダンテはウェルギリウスと別れることになる。
そしてダンテはそこで再会した永遠の淑女ベアトリーチェの導きで天界へと昇天し、
各遊星の天を巡って至高天(エンピレオ)へと昇りつめ、
見神の域に達する。

2012年7月5日木曜日

忙しい

最近色んなことがあり過ぎて、ブログ書く気ゼロ、ですから、
最近の更新は多分全部どこかでコピーしたものしかないと思います。
すみませんでした。_(_^_)_
では今日もう
明日もう
多分来週もう。。。
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ダンテの神曲から。 


『神曲』は、
地獄篇 (Inferno)
煉獄篇 (Purgatorio)
天国篇 (Paradiso)

の三部から構成されており、各篇はそれぞれ34歌、33歌、33歌の計100歌から成る。このうち地獄篇の最初の第一歌は、これから歌う三界全体の構想をあらわした、いわば総序となっているので、各篇は3の倍数である33歌から構成されていることになる。

2012年7月4日水曜日

泣いた赤鬼のつづき


安部浩之 創作

雲の上から、その様子を見かねて現れたのは、鬼の大将である黒鬼でした。
黒鬼は赤鬼のところに現れ、言いました。
「どうして、そんなにいつまでも泣いているのか」
赤鬼は言いました。
「僕は、人間の友達が欲しいばかりに、本当の友達を失ってしまったよ」
そう言って、またしくしくと、なみだを流して泣くのでした。
黒鬼は
「そうか、それなら、今から青鬼に会いに行くかい?」
と言いました。
赤鬼は泣きながら言いました。
「知ってるの?」
「知ってるよ、雲の上から、すべてを見ていたからね」
「会いたいよ、会いたいよ、どこにいるの」
「家の中さ」
「えっ、家の中?」
「そうさ、目の前の家の中にいる。青鬼だって行くところはないよ。
 この貼り紙をして、家でじっとしていればいいと青鬼は思ったんだよ」
赤鬼は、一瞬、苦しい顔をしました
「僕たちが仲良くなって、二人のお芝居がバレると人間の友だちがいなくなる。」
そう思いました。
でも今、本当の友達が一番大切なんだと
とにかく、僕の気持ちを伝えたいと、
それが、今できる精一杯の、僕の優しさだと
そう決意しました。
赤鬼は目の前の戸を叩きました。
戸は閉ざされたままで、返事はありません。
それでも、赤鬼は泣きながら何度も何度も叩きました。
見かねた黒鬼が
「出てこい!青鬼」
その言葉のあと、実は、戸のそばにいた青鬼がゆっくりと戸を開けて出てきました。
青鬼は、驚くくらい、げっそりとやせていました。
赤鬼は青鬼の姿を見て、ただ、抱きついて
「ありがとう、ごめんね・・・ ありがとう、ごめんね・・・」
と繰り返すばかりでした。
青鬼は言いました。
「違うよ、違うよ、赤鬼くん、鬼はね、いつも人間をおどかすばかりで、鬼と人間は敵だったろう?
だからね、人間と仲良くしたいという赤鬼くんの気持ちを、僕はスゴイと思ったんだ。
だからね僕こそ、本当に「ありがとう」なんだ。」

次の日、赤鬼は、 家の前に
「心の、みにくい鬼のうちです。」
という立て札を立てました。
それを見た人間は不思議に思い、
逆に、いつになく多くの人が集まってしまいました。
赤鬼は
集まってくれた人間に、隠すことなく正直に全てを話しました。
その話を聞いて人間は、しばらく黙り込んでいましたが、
ついに、ある言葉が出ました。
「だましてたんだね」
それから堰(せき)を切ったようにいろんな言葉が出ました。
「芝居を演じたズルい鬼」
「立て札の通り、本当にみにくい鬼だ」
「これまでの優しさも芝居だったのか」
「青鬼がかわいそうだ」
「いや、青鬼は馬鹿だ」
「しょせん鬼は鬼だ」
赤鬼は、何も言えず、ただ
「人間の友だちがいなくなる」
そう思いました。
そう思うと、また、しくしくと涙を流すのでした。
しかし
それでも、人間の言葉が止まることはありませんでした。

その時、突風と共に、 黒鬼があらわれました。
その力強く、荒々しくも見える姿に人間はたじろぎ、言葉を止めました。
その姿とは裏腹に、黒鬼の言葉はしなやかで・・・
          そして、ひとり言のように人間に問いかけました。

 「 青鬼は、友だちの願いを叶(かな)えるために犠牲になったよ、
やさしい鬼だ・・・
  友だちが欲しくて寂しがり屋の赤鬼は、人間にあらん限りのふるまいをし
       そして、青鬼のやさしさを知って、
                 あやまり、全てを打ち明けたよ、やさしい鬼だ・・・
   でも、でも
       一体、君たち「人間のやさしさ」、はどこにあるのだろう・・・? 」

「人間のやさしさ・・・?」
人間の誰もが、その言葉を心の中で繰り返しました。
・・・・・・・・ 沈黙が続きました。・・・・・
だれ一人、人間の口からは、言葉が出なかったのです。
むしろ、黒鬼の堂々たる姿と言葉に、不動の威厳を感じ、神々しささえ感じたのでした。
誰も黒鬼から目を離すことが出来ませんでしたが、
               再び、突風が吹きすさび、チリが人の目を奪いました。
そして、黒鬼は突風と共に姿を消していました。

それから、数日後
赤鬼も青鬼も
山から姿を消してしまいました。

この過ぎ去った出来事は
ここに集った人間たち1人1人の心に、深く、深く、刻まれました。
その後も、この話題になると、
意見は、まちまちでしたが、
子どもも大人も
自分の「やさしさ」を見つめようとする心は
いつまでも変わることはなく、年を重ねました。
そして、事あるごとに 人間は、「やさしさ」を大切にしたいと、
赤鬼の家に集い、 この出来事を友に伝え、子に伝えました。
そして、 赤鬼の住んでいた家の前に
書き換えられることがないよう
石を刻んで立て札をつくりました。
そこには、こう書かれていました。

「心のやさしい鬼のうち 
      いつでも帰っておいで」 

2012年7月3日火曜日

妖怪人間ベム


ベムの話も赤鬼の話から生まれたかなぁ。
ということで、今日は
 
「泣いた赤鬼」の話
 
山の中に、一人の赤鬼が住んでいました。
赤鬼は、人間たちとも仲良くしたいと考えて、自分の家の前に、

     「心のやさしい鬼のうちです。
      どなたでもおいでください。
      おいしいお菓子がございます。
      お茶も沸かしてございます。」

と書いた、立て札を立てました。

 けれども、人間は疑って、誰一人遊びにきませんでした。
赤鬼は悲しみ、信用してもらえないことをくやしがり、
おしまいには腹を立てて、立て札を引き抜いてしまいました。そこへ、友達の青鬼が訪ねて来ました。
青鬼は、わけを聞いて、赤鬼のために次のようなことを考えてやりました。 

青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。
そうすれば、人間たちにも、赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろう、と言うのでした。
しかし、それでは青鬼にすまない、としぶる赤鬼を、青鬼は、無理やり引っ張って、
村へ出かけて行きました。 

計画は成功して、村の人たちは、安心して赤鬼のところへ遊びにくるようになりました。
毎日、毎日、村から山へ、三人、五人と連れ立って、出かけて来ました。
こうして、赤鬼には人間の友達ができました。赤鬼は、とても喜びました。
しかし、日がたつにつれて、気になってくることがありました。
それは、あの日から訪ねて来なくなった、青鬼のことでした。 

ある日、赤鬼は、青鬼の家を訪ねてみました。青鬼の家は、戸が、かたく、しまっていました。
ふと、気がつくと、戸のわきには、貼り紙がしてありました。
そして、それに、何か、字が書かれていました。 

    「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。
     もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。
     それで、ぼくは、旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。
     さようなら、体を大事にしてください。どこまでも君の友達、青鬼。」 

赤鬼は、だまって、それを読みました。二度も三度も読みました。戸に手をかけて顔を押し付け、しくしくと、なみだを流して泣きました。


2012年7月2日月曜日

部屋探し...

沢山の不動産屋さんにいっても、
さすがに一が月前から部屋を予約するには難しいです。
今年なんかめちゃくちゃ運が悪い。

あああああああああああああああああああああああああ
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はい 終了。 
     

2012年7月1日日曜日

金八さん大好き~



大好きな一曲です。
こちらです。
200字です。(*´∀`*) 

熊木杏里
私をたどる物語 
作詞:武田鉄矢 作曲:熊木杏里


頬をぶたれた 少年がひとり
日暮れの道で 泣いている
父が憎いと 声とがらせて
涙でゆがんだ 空見てる

遠い未来が 不安でならず
呼ばれて 返事しなかった
だけどやっぱり きみが悪いよ
自分を隠しているからさ

さあ鉛筆しっかり 握りしめ
私という字を 書くのです
白いノートの 私にだけは
夢を話してゆくのです

君しか書けない その物語
私という名の物語