天国界の構造
火焔天 - 地球と月の間にある火の本源。焔が上へ上へと向かうのは、この天へ帰らんとするためと考えられた。
第一天 月天 - 天国の最下層で、生前、神への請願を必ずしも満たしきれなかった者が置かれる。
第二天 水星天 - 徳功を積みはしたものの、現世的な野心や名声の執着を断ち切れなかった者が置かれる。
第三天 金星天 - まだ生命あった頃、激しい愛の情熱に駆られた者が置かれる。
第四天 太陽天 - 聖トマス・アクィナスら智恵深き魂が置かれる。
第五天 火星天 - ダンテの先祖カッチャグイダをはじめとする、キリスト教を護るために戦った戦士たちが置かれる。
第六天 木星天 - 地上にあって大いなる名声を得た正義ある統治者の魂が置かれる。
第七天 土星天 - 信仰ひとすじに生きた清廉な魂が置かれる。
第八天 恒星天 - 七つの遊星の天球を内包し、十二宮が置かれている天。聖ペトロら諸聖人が列する。
第九天 原動天 - 諸天の一切を動かす根源となる天。
第十天 至高天 - エンピレオ。諸天使、諸聖人が「天上の薔薇」に集い、ダンテは永遠なる存在を前にして刹那、見神の域に達する。
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